あなたのお腹は大丈夫!?お腹ぽっこりは病気のサインかも!
女性なら誰でも気になるお腹のぽっこり。
ダイエットしても一向に減らない・・・・
そのぽっこりは贅肉だけのせいじゃないかも!?
お腹がぽっこりするのは病気の可能性もあるんです。
今回はそんなお腹ぽっこりの原因を紹介していきます。
便秘?脂肪?それとも病気!?ぽっこりの原因は一つじゃない!
お腹ぽっこりの原因としてまず上がるのが便秘です。
便秘によって腸が膨張した分、お腹が出ているように見えます。
これはけっこう知られた原因ですが
お腹ぽっこりの原因は便秘だけとは限りません。
◆冷えによる筋力低下
冷え性の人は体の血流が悪い状態にあります。
血流が悪いと内臓機能や筋肉の活動が低下して
エネルギーとなる脂肪の燃焼も少なくなります。
その為、体に脂肪がたまりやすい状態になります。
更に内臓機能が低下すると腸の動きも鈍くなり便秘の原因にもなります。
筋力の低下は冷えだけではなく
運動不足も原因で低下していきますので適度な運動がおすすめですね。
◆婦人系の病気でもぽっこり
腹部には女性しか持っていない子宮などの臓器があります。
便秘でもないのにお腹がぽっこりしている人は
婦人系の病気を気にした方がいいかもしれませんね。
お腹ぽっこりの原因になる婦人系の病気
・卵巣嚢腫
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・卵巣がん
どれも子宮周りにできた腫瘍が原因の病気ですが
この腫瘍が大きくなることでお腹が出ているように見えてきます。
子宮筋腫や内膜症はガンのリスク!!でも正しい治療法で怖くない!!
子宮筋腫や内膜症とは子宮の内部などに腫瘍ができる病気です。
基本的に良性の腫瘍のことを指す病気なのですが
腫瘍である以上ガンのリスクがあります。
しかし、正しい知識をもって治療にあたれば決して怖い病気ではありません。
◆子宮筋腫
子宮筋腫とは子宮の壁にこぶができる病気です。
先ほども言いましたが子宮筋腫は良性の腫瘍のことです。
同じ場所にできても悪性の場合ですと子宮肉腫と名前が変わります。
治療法としては主に薬物治療と手術になります。
薬物治療の場合投薬によって腫瘍を小さくしていきます。
しかし、薬物治療の場合休薬期間が必要になり
休薬中は当然また腫瘍が大きくなります。
そのため薬物治療は閉経間際の高齢の方に適用されることが多い治療方法です。
手術で腫瘍を摘出する方法で治療する場合は現在腹腔鏡で行うことが多いようです。
以前の開腹手術に比べ傷口が小さいことから
入院期間の短縮などメリットが多いのでこちらで行う事が増えています。
◆子宮内膜症
子宮内膜症とは本来子宮内にしかない組織が
卵巣などの子宮以外の場所にできる病気です。
これは月経の仕組みと同じことなので
一般的に閉経後に自然治癒することが多いです。
治療法としては子宮筋腫と同じ薬物治療か手術になりますが
閉経後に自然治癒することから症状の緩和と
コントロールを目的とした治療もあります。
子宮筋腫も子宮内膜症も発症したからといってすぐに命に関わる病気ではありません!
良性の腫瘍というのは今すぐ治療を必要としない腫瘍のことです。
とはいっても日常生活に支障が出るようでは問題なのでその場合は治療が必要になります。
自分のライフスタイルなどを考慮し
いますぐ治療の必要な状態なのかをよく考えてみましょう。
まとめ
いかがでしたしょうか。
お腹ぽっこりの原因は肥満だけではなく
女性特有の病気で出ているかもしれません。
でも、正しい治療法で治療すればなんの心配もありません。
少しでも気になることがあったら一度お医者さまに相談してみましょう。