地震はいつくるかわからない、その備えは?
今夜からできる就寝時の地震対策
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00009212-weather-soci
南海トラフに関わる地震が話題になることがありますが、ここ最近日本において震度の大きい地震が場所を問わずに多発しているような気がします。地震の予測はかなり難しく、緊急地震速報などが出たとしてもなかなかその対応が難しいというのが現状なのではないでしょうか。特に深夜、就寝時に地震が起こってしまうと対応は不可能に近いものになるでしょう。就寝時、地震が起こった時のことを想定して、寝るということを意識しなければなりません。
大きな地震が起こった地域の反応
大きな被害を及ぼすレベルの地震が起こった地域のほとんどの人は、まさかここでこんな大きな地震が起こることは考えてみもなかったというような感想を持つような気がします。地震が絶対に起こらない地域はないでしょう。ということはどこでも大きな地震がくる可能性はある、また、どんなときでも起こりうるということを考えておかなければなりません。
東北大震災が起こった時、地震や津波による被害をテレビなどで目の当たりにした人も多いでしょう。そのシーンを見てから防災グッズや非常食の準備をした人も多いようです。
ところが、2011年に起こった東北大震災も時間がたつにつれ、その恐ろしいシーンを忘れていくというのが現実なのです。
大地震が起こった時、自宅では・・・
震度7以上の地震が起こった時、家の中はどのような状態になるのでしょうか。テレビやピアノ、たんすなどが吹っ飛び、食器棚のガラスや中が割れて破片となって飛び散ります。玄関に熱帯魚水槽などを設置している家庭もあるかと思いますが、その水槽も完全に割れてしまい、玄関や台所などはガラスなどの破片で埋め尽くされるかもしれません。
家の中で調理などのために火を使っていた場合など、火災が起こる可能性もあります。当然、家の外に避難しなければなりません。その際、ガラスなどの破片で埋め尽くされた足場をどのように歩くのか。
足の裏を切ってしまうと、その痛みで避難スピードは確実に遅くなります。どうにか玄関のドアにたどり着いたとしても、ドアや窓ガラスの枠がゆがんでしまい、開かなくなってしまう場合もあるのではないでしょうか。
足元に力を入れて踏み込むことができれば、力づくでドアなどを開けることもできるでしょう。ところが、それができない場合・・・。
地震に備える対策のひとつとして
就寝の場所近くにはガラスなどの割れ物を置かない、足の裏を守るためのスリッパなどの履物を常備しておく。倒れる可能性のあるものを置かない。
さまざまな対策が考えられます。非常食や防災グッズもあったほうがいいでしょう。いつでもどこでも大きな地震は起こりうるという意識が最重要であることはまちがいありません。
今すぐにできることは、改めて地震災害の可能性を考え、シミュレーションをイメージしてみることが最初かもしれません。