生息範囲広げる「ヤマビル」 気づかぬうちに吸血、流血 天敵おらず退治困難/兵庫・丹波市

人の生活場所に近づく生き物たち

生息範囲広げる「ヤマビル」 気づかぬうちに吸血、流血 天敵おらず退治困難/兵庫・丹波市

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00010000-tanba-l28&p=1

ヤマビルという吸血する生き物が生息範囲を広げているようです。動物や人の呼吸などに反応して忍び寄るヤマビル。その吸血のしかたが独特で、かみつかれた痛みなどをかんじないというのです。畑や森の中を歩いていると、いつのまにかヤマビルに食いつかれ、そこから吸血をされる。その出血がヤマビルの出す分泌液によって止まりにくい状況になるといいます。

見た目もあまり気持ちがいいものではないヤマビル。その生息範囲の広がりの原因を考えてみました。

野生動物と人との関わり

全国で話題になる野生動物の出没。人が多く住む住宅街などに野生動物のすがたは見られませんでした。ところが、ここ最近、ニホンザルやクマなどが人の生活範囲である住宅街などに出てくるようになっています。

野生動物は人の生活環境から離れた場所で生きており、その場所で生まれ育ち命をつなげて生きてきたはずです。

人間による開発などで自然環境に大きな変化が起こっている可能性があります。今まで豊富であったエサとなるものが減少した場合、野生動物は食べ物を求めて歩き回るでしょう。人が多くいる生活環境では、家庭菜園などがえさ場となったり、スーパーなどのゴミ箱に食べ物が捨てられていてそのにおいにつられたりすることで、野生動物が近づいてくることがあるのでしょう。

また、温暖化などの影響で自生する植物などに変化が起こり、生活場所を変えざるを得ない可能性もあります。

野生動物に与える影響の裏側に人間の行動が関わる

今回話題になっているヤマビル。野生動物を吸血して生きていたはずです。その野生動物の移動にしたがってヤマビルも移動するのでしょう。ヤマビルの生活範囲の広がりは、野生動物の行動範囲の変化がもとになっている可能性があるのです。

こう考えてみると、野生動物の生活場所の変化の原因の一部に人間の開発などの行動が関わっているといえるでしょう。地球規模ですすむ温暖化も人間の行動が大きく関わっているといえます。

ヤマビルの生息範囲の広がり、その原因のひとつとして人間が関わっているといってもいいはずです。

人々のヤマビルなどへの対応

あまりにも増えてきているヤマビル。その生態や見た目は決して気持ちがいいものではありません。また吸血されてしまうと、それによって感染症などの病気も心配されます。駆除すべき状態ではあるものの、なぜ、生息範囲を広げているのか、その媒体は何かを調べることも優先して行うべきだと思います。

目の前の対策も重要です。ただ、その原因を見つけ出さなければほかの生き物も同様に生息範囲を変化させてくるでしょう。

人間の生活に入り込んでくる侵入者は、好き好んで移動しているのではないかもしれません。今一度、環境の状況を見つめ、そこに対して人間ができることも考えてみることが重要ではないでしょうか。

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