耳の中にカビ?その原因はイヤホン?
耳の穴の中に「カビ」が かゆみや痛み、難聴も 長時間「イヤホン」に要注意
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00010002-sp_ctv-sctch
スマートフォンの普及で、イヤホンを使用する時間が長くなっている気はしませんか。スマートフォンでは、音楽や動画をいつでも楽しめます。通勤や通学での移動時間、のんびりと楽しんでいる人も多いでしょう。ただ、移動時の電車内はもちろんのこと、その音を楽しむために自宅でもイヤホンを使用する人も多くなっているのではないでしょうか。イヤホンの性能もよくなっており、その音の迫力や臨場感の魅力はすばらしいものがあります。
イヤホンを使い慣れてしまうと、イヤホンなしでは落ち着かないという状態になる場合もあります。そのイヤホンの長時間使用によっておこる問題とはなんでしょうか?
音量の刺激への麻痺
視力、聴力などの五感は刺激に対して慣れていくという特徴があるのではないかと感じます。いつも近くで物を見る状態が続き、遠くを見ることが少なくなると近視に近づくのかもしれません。同様にいつも刺激的な音量を耳に直接届け続けると、そうではない場合は聞きづらいという状況になるかもしれません。
感覚は刺激に対して敏感であると同時に、慣れやすいという特徴もあるのではないでしょうか。刺激を求め続けるとさらなる大きな刺激を与えていかなくてはなりません。
イヤホンで耳の穴を密閉する影響
耳の奥は体内の水分の影響を受け、湿り気のある状態になることが多いようです。その状況で密閉型のイヤホンを使うとどうなるのでしょうか。湿り気がある状態で水分が長時間保持され、しかも体温による影響も加わります。また、人が生きていくうえで新陳代謝もおこなわれますから、少なからずアカなども発生するでしょう。
この環境が長時間続くとどうなるのかは予想がつきます。まさにカビが発生しやすい状況になるはずです。
耳の中の異常
耳の奥にかゆみがある、耳から異臭がするなどから始まり、痛みや聞こえづらいという状況にまですすんでしまう原因のひとつとして、耳の中のカビの存在が注目されているようです。
これまでになく耳への異常を感じる人が多くなっていることが、密閉型のイヤホン普及と無関係ではない可能性があるというのです。
イヤホンとうまくつきあうこと
音漏れが少なく、よりよい環境で音を楽しむことができるイヤホン。イヤホンが良くないということではないと感じます。そのイヤホンの良いところを存分に楽しみつつ、その使い方を管理することが大切だと感じます。
どんなに良いものも使い方を間違ってしまったり、限度を超えたりしてしまうと問題はおこりやすいものです。どんどん進化するイヤホン、そのメリットをうまく使いこなしていきたいものです。