授乳中の服薬、諦めないで…薬の成分、母乳への移行は微量

乳幼児の育児にかかわるママたちの真実!

授乳中の服薬、諦めないで…薬の成分、母乳への移行は微量

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010000-yomonline-life

結婚した夫婦にとって赤ちゃんの誕生はとても喜ばしいことです。夫婦として子に恵まれる、生まれた赤ちゃんへの感謝と父や母になるという期待、そして不安といったさまざまな感情がいっきに押し寄せてくるでしょう。やはり、おめでたいことですので、不安要素よりも幸せな感覚でいっぱいになります。家族の一員として生まれてきた赤ちゃん、特に初めての赤ちゃんとなると、いろいろと気を遣うこともでてくるでしょう。

誕生の喜びと子育ての現実

父親になった喜びに満ち溢れた夫、出産までの約1年間をお腹の赤ちゃんと過ごした妻。誕生とともにその幸せな感覚は最高潮を迎えます。もちろん、これから赤ちゃんの成長という喜びで、その幸せな感覚はどんどん高まっていくでしょう。

乳幼児の子育て、世の中の親はみなさん経験していることなので当然と言えば当然なのですが、かなり気を遣う生活となります。

赤ちゃんへの授乳や入浴、赤ちゃんの生活リズムにあわせて、親の生活のリズムの変化をもたらします。

最近では、育児休暇という制度のある会社もあるようですが、父親はなかなか仕事を休めないとう状況もあるでしょう。母親は赤ちゃんのリズムにあわせての授乳など、睡眠不足になってしまうはずです。

新しい命が誕生し、わが子へのいとおしい気持ちがその大変さを乗り越えさせてくれるはずです。

ただ、確実に言えるのは体力的にも精神的にも今までとはちがう生活になるという状況は避けられません。

授乳による赤ちゃんへの影響

乳幼児を育てていくうえで生活リズムが大きく変化します。そのリズムの変化で、体調を崩してしまうこともあるでしょう。

風邪をひいた場合、風邪薬を飲めばいい。頭痛がひどい場合は頭痛薬などの痛み止めを飲めばいい。父親はそれでいいのかもしれません。ところが母親は授乳をすることから、その薬の成分の影響が赤ちゃんにいってしまうのではないかと気になり、薬を飲むことができないという考えになるのです。

薬が飲めないとなると、体調の悪い状態が続くことになります。赤ちゃんがある程度成長するまでは同じような生活が続きますので、薬が飲めない状態が継続されるわけです。

体調の悪さが赤ちゃんへ及ぼす影響

赤ちゃんに罪はありません。でも、さまざまなことに気を使い、体調まで悪くなった状態になってしまうと、ついついイライラしてしまうこともあるかもしれません。母親のイライラ感は赤ちゃんに伝わってしまう可能性もあります。

わが子のために自らの体調管理を厳密に行い、疲れからくる頭痛などでも薬を飲まないようにする。そのために痛みを我慢しながら育児を行うというのがこれまでの通例だったのではないでしょうか。

医学的常識と一般的な常識

過去の医学的常識は、研究などの成果で大幅に変化しているものもあります。おじいちゃんやおばあちゃんは過去から続く経験測の考え方を大切にするでしょう。でも、医学は進歩しています。授乳に影響の出にくい薬もあるようです。よりよい育児のために、より新しい医学的な研究が授乳期間の母親の苦しみを軽減させてくれるかもしれません。

もちろん、どのような薬でも、というわけにはいかないでしょう。医師と相談の上、よりよい育児につながるといいですね。

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