あなたには大好きなアクセサリーがありますか?
お気に入りのブランドや、
一目惚れして手に入れた大事なもの、
大切な人からのプレゼント。
でも付けた途端、
なんだか痒い…赤くなってきた…
ついには汗が染みてすごく痛い!
厄介な金属アレルギーです。
筆者も指輪をつけると指が腫れ上がってしまいます…。
本当にどうにかしたい、改善させたい…。
そもそも何故、金属アレルギーは起きるのでしょうか?
中には大人になってから発症する人もいるようです。
私もその一人。
夏場などは更に辛く、
汗が染みて痛くて痛くて仕方がないんです。
赤みのあるブツブツも沢山出来てしまって、
ひどい時には跡がのこってしまいます…。
年中気兼ねなくアクセサリーを楽しみたいですよね?
金属アレルギーを防ぐためにはどういった方法があるのでしょうか?
チタンは大丈夫?金属アレルギー症状の原因は?
金属アレルギーと一口に言っても、
この金属は大丈夫だけどコレはダメ、
という個人差が出てきますよね?
全ての金属に大してアレルギー症状が出る訳ではなく、
アレルギーの出やすい金属があるのです。
そして、
アレルギーの出にくい金属もあります!
一般的に有名なのは、
「チタン」
という金属がアレルギーフリーだと言われますよね?
チタンのアクセサリーにはよく「アレルギーフリー」
という文字が見えます。
しかしながら、万能で誰にでも合う訳でもないようで、
弱い人ではチタンでもアレルギー反応が出てしまうのだそう…。
チタンにも実はいくつか種類があるのです。
・純チタン
そのままですが、純度の高いチタンを言います。
・チタン合金
チタンの他にアルミニウム・鉄・クロムなどが混ぜられているものを言います。
こう見てみると、
純粋なチタンだけでなく他の金属が混ぜられているものもあるので、
チタンと書いてあるからと言って油断はできないのですね…。
それは純チタンなのか、合金なのか、
チタンはそのアクセサリーのどの部分に使用されているのか、
これをしっかりチェックすることが大切なのです!
「チタンでも荒れてしまうなんて…」
と諦めないでください。
あなたがチタンだと思っているそれは
少し混ぜ物が入っているかもしれません。
しかし、
近年では純チタンでもアレルギー反応を起こしてしまう人が増えてきているようです。
「歯科治療など身近なところでチタンが使われるようになり、
人間がチタンに接触する事が多くなってきたため」
と、原因としては考えられています。
なので現代ではチタンも完全なアレルギーフリーとは言えなくなっているようですね…。
そして、
そもそも金属アレルギーの原因というのが、
「アレルギー性接触皮膚炎」
という名前があり、
「金属が汗で溶けてイオン化し、皮膚のたんぱく質と
くっつくことで体が拒否反応を起こす」
ということ。
それなら夏場に一番症状がひどくなるのも納得ですね…。
アクセサリーだけでなく、
あらゆる金属でアレルギーが起きる可能性があるということです。
では、
逆に気を付けるべき金属はというと、
「ニッケル」なんです。
すでにEUでは規制がかけられており、
ニッケルの危険性は広まりつつあるのです。
シルバーのアクセサリーであったりプラチナのアクセサリーであっても、
実は下地にニッケルを使用していることもありますので、
鵜呑みにせずきちんと成分を調べることが重要です。
「ニッケルフリー」と書かれているものや、
ステンレスを選びましょう!
ご自分の金属アレルギーをしっかり知っておきたいという方は、
病院でアレルギーテストを受けることも可能です。
パッチテストや血液検査までやってくれる病院がありますので、
一度受診してみるとよいでしょう。
もし金属アレルギーが起きてしまったら、
軟膏など薬もありますので疑わしいときは常備することをオススメします。
まずはアレルギーが起きないよう事前に対策を施すことも大事になってきます。
・アクセサリー類は常に清潔に保つ
・皮膚に当たらないよう身に付け方を工夫してみる
・汗ばむ季節はこまめに汗を拭き取る
など。
金属を保護してくれるコーティング剤も販売されていますので、
指輪など小さいものを身に付けたい方にオススメです。
アレルギー症状も人それぞれ違いますよね?
自分に合った方法でこまめに対処していきましょう。
これでオシャレも安心!毛染めアレルギーの症状を予防する薬とは
さて、
世のオシャレさんにとって欠かせないものはアクセサリーだけではありません。
ヘアカラーもとても重要な要素ですよね?
今や自然な黒髪の日本人はどれだけいるのだろうと思うくらいに
老若男女問わず個性的な髪色に染まっています。
そんな身近なヘアカラーにも実はアレルギーを起こす人がいるって
知っていましたか?
今まで長年カラーをし続けて大丈夫だったんだから
今さらアレルギーなんて…、
と思うのは間違いです。
ある日突然、発症してしまうことがあるのがアレルギーの怖いところなんです。
カラー剤は一度反応が出てしまうと使う度に悪化していくというので、
アレルギー反応が出た場合はすぐに使用を中止しましょう。
軽いかゆみだけでも油断大敵です。
カラー剤によるアレルギーは重篤なものに成りかねないため、
一度でも反応があった場合は次回以降の使用は絶対にやめてください。
オシャレはすごく大事ですが、
それがもとで取り返しのつかない事態になってしまうのだけは避けたいですよね…。
自分あってはじめて輝くオシャレです。
予防法は、
少しのかゆみでも疑わしいと思ったら
できるだけ早く皮膚科の治療を受けることです。
早期発見が鍵となるのです。
しかし、
皮膚科では先程の金属アレルギーのようなパッチテストができない場合があります。
一度のパッチテストだけではあまり意味がないそうで、
何よりテストすることで逆にアレルギーを得てしまうリスクが生じてしまうのです。
アレルギーの人が増えたことで、
各メーカーからアレルギーの起きにくいカラー剤が発売されていますので、そちらを試してみるのもいいと思います。
重篤な症状を防ぐために、
自己判断でなくきちんと皮膚科へ行き受診するよう心がけましょう。
まとめ
アレルギーは身近なもので起こりがちです。
身近すぎてつい軽くとらえてしまいがちですが、
深刻な症状になってしまう前にきちんと医師の判断を仰ぎ、
オシャレを長く楽しめるようにしていきましょう。