近所のきれいなお姉さんやテレビやネットのアイドルに
憧れていたのに、気がついたら自分も高校生。
男の子と大差なかった体も、もうオトナ。
でも、一度オトナになったからにはもう変身はできません!
ケガしたり、皮がむけるほど日焼けしたりしてもキレイに
回復できるのは、今のうちだけ。
そう、ニキビに悩んでいるアナタも、ほっぺに粉がふくほど乾燥しているアナタも、治すなら今のうち。
そのためには、一にもニにも「お手入れ」。
ということで、初歩的だけどおばあちゃんになるまで使える、基本のお手入れを覚えましょう!
美容の基本はやっぱり健康であること
美しい肌や髪は、当然「体」から生まれます。
だから、体が健康でなければ、美しい肌も髪もあり得ません。
でも、健康というと、保つのってなんだか難しそう?
いろいろサプリ飲んだり、食べ物選んだり、とにかく野菜をたくさん食べておけばいいのかな?
という人に、この言葉を。
「食べたもので体はできる」
いろんな人が自分の言葉で同じコトを言っていますが、
それは結局「正しい」からです。
よくモデルさんや女優さんがオススメしている食べ物や
飲み物、ダイエット食が現れ、流行り、多くは消えていきます。
みんな試すんですよ。
でも、私たち「フツー」の人と、彼女たちとは生活が
全然違う。
その「〇〇」以外に食べているモノ、飲んでいるモノ、
そして活動量、全てをマネしなければ同等の効果など
得られません。
そう、モデルさんたちの体を作るものは、
「ある食べ物」「ある飲み物」「ある食事」などでは、
「絶対にあり得ません!」
本気でモデルさんたちの美しい肌や髪やプロポーションを
マネしたいなら、彼女たちの生活全てを完全コピーしなきゃ。
いえ、仮にできたとしても、「アナタ」にとっては逆効果かも
しれません。
なぜなら、体質は人それぞれだからです。
イギリス発の「絶対菜食主義(veganism)」を実行する
「ヴィーガン(vegan)」と呼ばれる人たちがいますが、
これも体質によって合う・合わないがあります。
「8年間のベジタリアン生活をやめたら体に起きたこと」
(Women’s Health)
https://womenshealth-jp.com/a-eating-meat-after-being-a-vegetarian-20180301/
面白い事例だと思いませんか?
ニキビに悩まされていた女性が、医師の勧めで8年間の
ヴィーガン生活を諦めて鶏肉を食べ始めたら、良くなったという話。
肉を食べないから美肌、とは必ずしも言えないということ
です。
そして、野菜だけでは人の体は作れない、ということ。
キレイでいたかったら食事はしっかり摂りましょう。
美容を維持していくために高校生のうちから必要な心掛け
じゃー食べ物だけ意識すればいいのね!
というのは、半分アタリ。
確かに食べ物が体内から回復や底上げをしてくれるのですが、
肌は常に外気にさらされています。
様々な有害物質も、そこには含まれています。
それを少しでも防ぎ、かつ外からも回復を促すには
「保湿」
です。
お肌がベタベタしてヤダ!というアナタ。
それは防御力の高さのおかげ。
しかし、守りの固さに油断していると、
お肌の内側の水分が干上がっていたりして。
逆にカサカサしてる…というアナタ、
無防備状態ですから。
内外両方から回復しましょう。
基本的なお手入れは、
1. メイクはメイク落としでちゃんと落とす。
2. 洗顔はたくさんの泡で。
3. 化粧水は押し込むように。
4. 乳液でフタをする。
これだけです。
1のメイク落とし、ベタベタが気になる人はオイルやリキッド、ヒリヒリ乾燥する人はクリームタイプを。
ふき取りタイプは「どーしても面倒くさい!」時と、目の周りなどの細かい場所を「そっとやさしく」ふき取る時に使って下さい。メインで使わないこと。
なぜなら落としきれないから。
2の洗顔料も自分の肌質に合わせて選んで下さい。
必ずネットなどで「もっこもこ&ふっわふわ」に泡立てて、
その泡で肌を洗うこと。
3は気持ちよくてパタパタ叩く人もいますが、肌を傷めるのでやさしく、肌に押し込むようになじませて。
パタパタしたい人は、コットンに、ポタポタこぼれるくらいに化粧水を含ませてからどうぞ。
また、パックをする際はどんなに長くてもパックが乾ききらないうちにはがすこと。
なぜなら、乾ききったパックは、肌表面から水分を吸い上げてしまうからです。
4について。ベタベタ肌だった私はやらないでいたんですが、
それがさらなる乾燥とニキビを呼んでしまっていました。
まさに「表面だけオイル(脂分)で守って、中(肌)は干からびている」状態。
そこへ「オイリー肌」「ニキビ肌」用の化粧品をムキになって使っていたので、何年も治らず・・・。
なので、化粧水が肌になじんでしっとりしたら(乾ききる前に!)、乳液を必ずつけてあげて下さい。
まとめ
美容記事はいつの時代もどの年代の女性に向けても、
飽きることなく発信されています。
それは「正解」がないから。
「正解」は、その人その人で違うのです。
だから、好奇心も手伝っていろいろ試してみるんですよね。
でも、いくら高価でも、いくら「憧れの〇〇も使っている」と言われても、自分が肌につけて合わなかったら、素直に
使うのをやめて下さい。
「もったいない」とか言っている場合じゃない。
答えは常に自分の体と肌が知っています。
「合わない」=「不正解」なのです。
だから、この記事に書いてあることを試してみて合わなかったら、ちゃんと「不正解!正しいのは私の肌!」と認めて
下さいね。