こんな職場はイヤ!!うつになる前に知っておきたいストレスの限界

一日の大半を過ごす、職場。
最近はここでうつ状態・うつ病になる事例が明らかになっており、
そのための経済的損失は、自殺と合わせて2.7兆円という推計(2010年、厚生労働省発表)が出ています。

そんな推計はさておき、一番気になるのは自分の精神状態。

「自分がヤバい感じ」「明らかに病んでいるな」という自覚は、意外と出てこないものです。

しかし、風邪のような体の病気と同様、早期発見早期治療が回復への早道。

自分の精神状態がストレスに蝕まれていないか、少し振り返ってみましょう。

職場で感じるストレスの種類は様々

職場では本当にいろいろなことが起こります。
ストレスランキングを見ても、原因の1位が常に誰でも同じとは限りません。

それもそのはず、「ストレッサー」(ストレスの原因)は何種類もあり、
「外的要因」だけでも大別すると下記の5つに分けられますが、それがまた「あるある」なのです。

1. 生物学的ストレッサー(ほこりや花粉によるアレルギー反応、ウイルスや細菌に対する免疫反応など)
2. 物理的ストレッサー(暑さ寒さ、ラッシュ時の通勤電車など)
3. 肉体的ストレッサー(睡眠不足、病気、夜間早朝勤務など)
4. 環境的ストレッサー(パソコンやスマホのブルーライト、暗さや明るさなど)
5. 化学的ストレッサー(たばこの煙や工場の排煙などの汚染大気や汚染水、アルコールなど)

大人なら、「一度も受けたことがない!」と言えるストレスは、ないと思います。
つまり、常にストレスにさらされている状態なのです。

さらに「内的要因」も挙げると・・・。

1. 睡眠ストレッサー(睡眠不足など)
2. 運動ストレッサー(運動不足、猫背など)
3. 食事(栄養不足、偏食など)
4. 生活(夜更かし、不規則な生活など)

ここまで挙げたら、思い当たるフシがない人はいないでしょう。
さらにストレスやストレッサーについて知りたい方は、「心の健康ナビ」http://stlesslife.com/stressor/post-116/を参照していただくとして・・・。

極論すれば、常に私たちはストレッサーに囲まれていて、ストレスから逃れることは不可能なわけです。

だから、職場のストレスというと「人間関係」をまず挙げたくもなるのですが、
その手前で既にだいぶストレスにやられているということも考慮に入れてほしいところです。

「職場のストレス原因、1位は?」(マイナビニュース)
https://news.mynavi.jp/article/20180516-631687/

「仕事のストレス原因ランキング」(仕事のストレス解消相談所)
http://仕事のストレス解消相談所.com/s01/s01_07.html

職場でのストレスに限界を感じたら・・・

しかし、限界を感じている人ほど、人間関係だけでなく先のストレッサーを軽く見ています。
「自分がもう少し頑張れば」
「この程度でくじけてはダメだ」
などと思ってしまうのです。

これがまさに、典型的な「危険信号」であることに気づかずに。

他にも、

・朝、起きられなくなった(睡眠時間は足りているはずなのに)
・身だしなみがどうでもよくなった(以前はしわしわの服など着なかったのに)
・特に何をしているわけでもないのに、家を出るのが遅くなる(遅刻寸前、あるいは遅刻)
・なぜか電車に乗れない、または会社の最寄り駅でなぜか降りられない(これも遅刻・欠勤につながる)
・何を食べても、好物でさえおいしく感じない(拒食ぎみ)
逆に、何か特定の食べ物をドカ食いしてしまう(過食ぎみ)

など、「原因不明」な行動が最近あるなら、
それはあなたの体が(心の代わりに)SOSを出している状態です。

「えー、そんなわけないよ」と思って見過ごすと、そのうち突然体が動かなくなったり、涙があふれ出たり、食べ物が喉を通らなくなったりと、症状が深刻化していきます。

だから、最初に述べた通り、「早期発見早期治療」が大切なのです。
深刻化すればするほど、回復にもまた時間と費用がかかります。
何かがおかしい、と思ったら、まず心療内科か精神科へ行きましょう。

会社にカウンセラーがいるのであれば、もちろんそちらでも構いません。

「一日~数日休みをとって会社から離れる」というのも手っ取り早い手ですが、
役職によっては会社の携帯やスマホを常時携帯し、
いつでも連絡が取れる状態にさせられていることもあるでしょう。
それでは休みにならず、ストレスが増すだけです。

会社と連絡を完全に断てないからこそ、会社と両立できて、
いざという時には「診断書」で会社に圧力をかけられる「通院」をお勧めします。

まとめ

誰かがストレスによってうつ状態になったら、会社側は、「その部署だけでなく開業医・人事総務・産業カウンセラーなど、関係部署を総動員して事に当たる」べきなのです。

つまり、あなた一人で抱える問題ではない。

会社のストレスで潰されても、会社はあなたの一生を養ってくれるわけではありません。

ですから、自分で「おかしいな?」「なんか動けないな」と思ったら、流さずに対処しましょう。
「病は気から」と言いますが、「気持ち」を放っておくと、
「病」として凄まじい反動が返ってきますのでくれぐれもご自愛ください。

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