【また飲みすぎた…朝のしんどい頭痛の治し方〜二日酔い対策〜】

接待・歓迎会・送別会など社会人は年中お酒を飲む機会があります。
その場では付き合いやノリでたくさん飲んでしまうけれど、
翌朝のひどい二日酔いが辛いと仕事にも響きますよね。

二日酔いは耐えるしかないと思っている人も多いですが、
実はカンタンに辛い症状を緩和できる方法があるのです。

【頭痛の治し方…カンタンにできる二日酔いに即効!?のツボ】


[脱水とアセトアルデヒド]

二日酔いの症状でもっとも辛いのが「頭痛」ですよね。
お酒を飲むことによって起こる頭痛の原因には、
“脱水状態になること”と”アセトアルデヒド”の二つがあります。

お酒をたくさん飲むとトイレの回数が増えます。
これはアルコールが抗利尿ホルモンの働きを弱めるためです。

人間の身体は7割くらいが水分でできており、
抗利尿ホルモンは必要な水分量を保つ役割をしています。

しかし、アルコールは抗利尿ホルモンの働きを弱めると、
必要な水分まで尿として排出されてしまうのです。

身体が脱水状態になると頭痛やめまいを感じるようになります。
解消するにはミネラルと水分を少量ずつこまめに摂取することが大切です。

お酒を飲むときに水を一緒に飲むと脱水症状になりにくいのでオススメです。

また、アルコールを分解するとアセトアルデヒドが発生します。
アセトアルデヒドには血管を広げる効果があるので、
頭の神経を刺激し頭痛を引き起こします。

[二日酔い頭痛のツボ]

今すぐに何とかしたい頭痛にはツボ押しが効果的です。
特に、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」というツボを、
痛気持ちいいくらいの強さで押すのがおススメです。

仕事中などで頭のツボは押しにくい場合は、
足にある「太衝(たいしょう)」というツボを押しましょう。

太衝は、足の親指と人差し指の骨が枝分かれしている根元にあります。
靴を脱いでデスクの下でコッソリと太衝を刺激すると頭痛が和らぎますよ。

【頭痛の治し方のコツはこめかみをマッサージしてあげること】

ズキズキ続く頭痛が気になる人には
こめかみのマッサージがオススメです。

手のひらのつけねをこめかみに当てて、
痛気持ちいいくらいの強さでゆっくりマッサージします。
次に親指をこめかみに当て、骨と骨の間をほぐすイメージで押しましょう。

だんだんマッサージの位置を下げていき、最後は耳のマッサージです。
耳を持ってグルグルと回したり、耳たぶを下に引っ張っると効果的です。

ただし、マッサージの時間は5分以内に収めるようにしましょう。
アセトアルデヒドによって血管が拡張しているので、
マッサージでさらに血行促進してしまうと逆効果なのです。

【まとめ】

二日酔いの頭痛の原因は主に2つに分けられます。

・利尿作用が働きすぎて脱水症状による頭痛
・アセトアルデヒドの効果で神経が圧迫される頭痛

二日酔いの頭痛を改善するには、

・水分とミネラルをこまめに補給
・「百会」や「太衝」などの頭痛に効くツボ押し

がオススメです。

また、こめかみから耳にかけてのマッサージも効果的ですが、
マッサージをし過ぎると血行がよくなり
さらに神経を圧迫してしまうリスクもあるので注意しましょう。

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