こんなに凄かった!?酢に秘められた健康効果とは?
普段、あまり気にせず使ってる『お酢』。
本当はとても健康に良い食材と知ってますか?
料理に使ったり、酢の物に使ったりと食卓では欠かせ
ない調味料に一つですね。
そんな身近にある酢に秘めた健康効果を紹介します。
酢とはどういうものか
酢とはどんな物なのか?
知ってる様であまり知られてない酢の存在。
では、酢とはどんな物なのか?
少し酢について紹介します。
酢(英語でvinegar)は酢酸を3〜5%程度、
含み酸味のある調味料の事です。
殺菌や防腐を目的としても使われており
よく知られてる物ではシメ鯖などに殺菌や
防腐の目的で使われてます。
酢の歴史は文献上では紀元前5000年頃に
バビロニアに記録があるとされてます。
日本では15代天皇の頃に伝わったとされ
てます。
酢の作り方は昔と違い今は大量生産がメイン
で連続発酵法が主となります。
連続発酵法とはタンク内に空気を送りプロペ
ラなどで撹拌かくはん)し細かい泡を作りま
す。泡を作る事により空気と接する面積が大
きくなり発酵が早くなり短時間で出来る様に
なります。
他に連続発酵法とは逆で静置発酵法と言う物
もあります。
こちらはTVのCMでよく見る黒酢などを製法
する時に使われてる方法です。
プロペラなどで撹拌する連続発酵法と違い
自然対流で発酵を促す方法です。
酢の種類と効果、おすすめの飲み方や1日量
そんな酢の効果とは?
1、食欲増進効果
酢の主成分の酢酸には、唾液や胃液の分泌を
促進し消化酵素を活発化させる効果がありま
す。消化酵素が活発化することにより胃の働
きが良くなり食欲増進効果が得られます。
夏場の食欲が無い時など酢を使った料理を食
べると夏バテの予防になるかも知れません。
2、疲労回復効果
酢に入ってる酢酸は体の中に入るとクエン酸
になり乳酸を分解し疲れが溜まりにくくなる
効果があります。
クエン酸は乳酸を抑止する効果があるので、
疲労回復効果が見込めます。
3、減塩効果
酢は塩味のものとは相性が良く塩分をそんな
入れなくても味がしっかりするため減塩効果
が期待できます。
おすすめの取り方
酢の効果を最大限にする為には量や濃度、
摂取するタイミングが重要です。
そのまま飲んでも大丈夫なものとは希釈し
摂取する物があります。
希釈するタイプは胃や食道が荒れてしまう
事もあります。
お年寄りや小さいお子さんは酢の強い酢酸
で荒れたりします。少し表示より多めに
希釈する事をオススメします。
胃腸が弱い方以外でも空腹時などは胃を痛
めてしまう可能性があります。
ほかに希釈するタイプの酢は濃度が高い為
歯を溶かしてしまう事もあります。
酢を摂取するなら1日に摂取する量も気に
しておきましょう。
目安としては1日に30cc程度。
ちょっとした酢の物程度にしましょう。
飲むタイミングとして、空腹時は胃が荒れ
る原因にもなりますので食中か食後が良い
と思います。
まとめ
酢は健康効果が抜群に良い物ですが摂取す
る量やタイミング、濃度などを間違えると
胃に悪く働きます。
摂取するなら一度に多く取らずにしっかり
とした分量を守りましょう。