ボケとまではいかなくても、最近単語が出てこないとか
人の名前が思い出せないとか
新しいことが覚えられないとかいうことがあると、
不安が沸いてきますね。
何かしなければと!
異常に焦ってしまいます。
かといって、「物忘れ外来」?
脳神経科、カウンセリング?
いやいやいや、まだでしょう。
でもボケ防止にアロマ?
という話を聞きました。
お手軽じゃん!
本当に効くんでしょうか?
気休めでも、効果があるのなら試してみたいですよね。
なぜアロマがボケ防止にいいのか?どんなものを選べばいい?
2014年に「たけしのみんなの家庭の医学」という番組で
放送されたそうです。
メディカルアロマというんですね。
海外では200年ぐらいの歴史をもつとか、
アロマ、香りで認知症を治す!
鳥取大学教授の浦上教授という方が
弱った神経細胞を刺激して再生を促すという研究をしているそうです。
ちゃんと研究なさっている人がいるんですね。
アルツハイマーの原因となる
アミロイドベータという物質をたまりにくくする効果がある
ということです。
ちょっと難しそうですが、
匂いの神経だけは脳の中じゃなくて、
外部と直接つながっているので、
認知症になるとまず匂いの神経が先にやられてしまう、
つまりボケが進行してしまうということですね。
そこに注目し、匂いの神経がだめになる前に効果的に活性化させて
神経を再生化すると、
認知機能が回復できるんじゃないかと考えたそうです。
そこで目をつけたのが、メディカルアロマ というわけです。
アロマセラピー、よく聞きますね。
アロマを売りたい人が言い出したのではなく、
ちゃんとした大学の研究の成果ということは説得力がありますね。
どんなアロマを使うといいのか。
浦上教授が数えきれない種類のアロマの中で
いろいろ試したところ、もっとも効果的だったのは、
ローズマリーカンファとレモンと組み合わせたもの。
これは昼用。
夜は、ラベンダーとスイートオレンジを組み合わせたものがいいそうです。
配合は朝の分が、ローズマリー2滴+レモン1滴
夜の分は、ラベンダー2滴+オレンジ1滴
の比率だそうです。
どんな人が使うといいのか
これは 予備軍と呼ばれる初期段階の人には効果があるそうです。
もう認知症になってしまった方とかは難しそうですが、
初期症状が出た段階では、初期段階で維持できているそうです。
初期段階というのは
今まで活発だったのに
余り人と合わなくなったとか。
誰ともしゃべらくなったりすると危険信号。
目安としては、65歳を過ぎると危険度が高くなる。
アミロイドベータは発症する2、30年前から少しずつたまっていくそうです。
40代からアロマを使うのも予防になりそうですね。
介護者が語る!驚くべき効果体験談!
浦上教授のレポートによると、
朝の時間、レモンとローズマリー。
晩7時ごろから、スイートオレンジとラベンダーを嗅がせたところ、
単語再認・口頭命令・図形認識・郵便概念の理解・名称の記憶
日時の見当識 金銭計算の理解 道具用途の理解 時計の理解
などで効果が認めらてます。
介護施設や病院などで使われているようですが、
確実に効果が出ているようです。
決まった時間に、決まった香がしてくるということで、
朝か夜かわからなくなってしまった人には、
それだけで時間認知できるようになります。
さらに香によって、リラックス効果を生み、
よく眠れるようになったので深夜のナースコールがや
ケアコールの回数が減った。
嗅覚を刺激することで、食欲が出て、食事を残す率が減った。
おっくうになっていた家事などがスムーズにできるようになった。
など、いい効果ですね!
ぜひ試してみたいです。