身の回りにいるかもしれない発達性協調運動症とチック症

身の回りにいるかもしれない発達性協調運動症とチック症
チック症 注意がストレスにも(https://news.yahoo.co.jp/pickup/6323058)

テレビで特集を組まれることも増えてきた発達障害。その発達障害と関わりがあるのではと考えられているのが発達性協調運動症とチック症です。そのことで周りから笑われたりからかわれり、「みっともない」と叱られたり、悩んでいるけどどうしたらいいのかわからない人はきっとたくさんいるのでしょう。発達性協調運動症とチック症の認知度が上がることでそういった悲しい思いをする人が少しでも減ってくれたらと思っています。

クラスに二、三人はいたかも?

皆さんの身の回りで箸の扱いがものすごくぎこちない人や体を動かすのが苦手で奇妙な動きをする人を見かけたことはないでしょうか。
発達性協調運動症の人は身体全体を動かす粗大運動、指先などを動かす微細運動、そのどちらかもしくは両方に困難を抱えています。チック症は反復的に同じ動作を繰り返してしまう病気です。首を動かしたり声を出したりなど様々な種類があるようです。
私は発達障害の当事者ですが、学生時代を思い返してみると発達性協調運動症についての心当たりがボロボロと出てきます。ダンスや応援合戦の振付を覚えるのに苦労したり真面目にやってても笑われてしまい体育と運動会は憂鬱な時間でしかありませんでした。今思うとあれは発達性協調運動症だったのかな、と思います。
チック症というと思い浮かぶのは小学生の頃のあるクラスメートの姿です。授業中にやたらと首や肩を動かすことが多く先生からよく叱られていた、あの子のことを思い出します。もしかすると彼はチック症で自分ではなかなかそれを止めることができなかったのではないかと、そう考えると少し心が痛むような記憶です。

少しでも苦しみを減らすためには

チック症はストレスが大きい状況だとより症状が重くなることが多いようです。不適切な行動をやめさせることばかり気にかけていると余計にひどくなってしまい、そのことでより一層追い詰められてしまうような悪循環には気をつけたいところです。
また最近では様々な道具が販売されていて、発達性協調運動症も扱う道具を工夫することである程度改善がみられることもあるようです。
ですがきっと今の段階では根本的になくすことは難しく、基本的には発達障害と同じく一生付き合っていかなければならないものなのだと思います。だからこそ情報を広めて困っている人がいることを伝えていかなければならないのだと私は考えています。

最後に

自分ではどうしようもないことでからかわれたりいじめられたり、そうやって傷ついてきた人たちがいることをどうか多くの人に知って欲しいです。
自分や周りの人間ができるからといって皆ができるとは限らないということ、できないからといってそれを理由に相手を踏みにじってはいけないということ、今すぐにはできなくても急かさず焦らせず待っていればできるようになる可能性があるということ、気合いや根性で何事も解決できるわけではないこと。それを頭の隅に置いていてもらいたいです。
世の中には色々な病気や障害があって、その全てを一人の人間が覚えておくことなんて不可能に近いことでしょう。けれど細かい情報まで把握していなくとも、上に書いたような考えを持って接してもらえるだけでも救われる人が大勢いると思います。息苦しさや生きづらさから皆が少しずつでも解放されるような、そんな世の中になることを願ってやみません。

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