「うつ」と「うつ病」は違う 大事な受診のタイミング

うつ病をとりまく思い込み
「うつ」と「うつ病」は違う 大事な受診のタイミング
(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190518-00000009-nikkeisty-hlth)

うつ病という言葉は現在広く知られていますが、いまだに「心の病=その人の心が弱いからそうなる」と誤解されたままであることも多いようです。うつ病は「心の風邪」とも呼ばれるように誰しもがなる可能性のある病気です。うつ病患者を「普通からはずれたレアケース」だと思わずに、身近でも起こりうることだと捉えられる人が増えていってほしいと私は考えています。あなたはもし自分が、身近な人がうつ病になってしまったらどうしますか?

気軽に受診!が難しい現状

地域によって差はあるかもしれませんが、私が以前住んでいた地域ではいまだに精神科やそこに通う人に対する偏見が残っていたように思います。数年前の話ですが、知人が職場でのトラブルでひどく落ち込んだ状態が続いていたので、「〇〇クリニック(心療内科・精神科の病院です)でちょっと話聞いてもらったらどう?」とすすめてみました。その直後知人は顔をしかめました。「えー?でもそういうのって病んでたりヤバい状態の人が行くものじゃないの?」と。最近はそんなことはないよ、と否定しましたが「今でもそう思う人が多いんだな」とひそかに衝撃を受けました。
精神科とは「よっぽどな状態の人」が行くものだという思い込みがいまだに根強いですが、それはいざ自分が当事者となった時に自らの首を絞めていきます。「私はそんなんじゃない!大丈夫大丈夫!」と言い聞かせていた結果病状が悪化してしまった人の話もたまに耳にします。
精神の病を別世界のことと線引きするのは私には危険なことのように思えてなりません。
早期の受診をするためにはこのハードルをもっと小さくする必要があると考えています。

うつになったらどうする?

まずは病院で受診。そして医師の指示に従ってみる。これが一番です。一人で動けない時は親しい人に付き添ってもらうといいでしょう。
治療する上では薬を飲むことももちろんですが、周囲の人間に助けを求めながら焦らずに休みつつ改善していくことが重要です。ですが、うつやうつ病の最中ではこの「助けを求める」というのがかなり難しかったりします。実際私が一時期そんな状態でした。行動に移すための気力もない、「迷惑をかけている」という罪悪感につぶされる、そもそも頭もよく回らない。まさにどん詰まりです。
だからこそ異変に気づいて動いてくれる周囲の人間が必要なのです。

まとめ

昔よりましになっているといっても、いまだに精神科に対する抵抗感は残っています。田舎は特にその傾向が強いように思えます。ケガをしたら外科を受診するように、心療内科や精神科を受診することも同じように考える。ある意味での特別視が無くなればもう少し早い段階での受診も増えていくのではないでしょうか。
また、うつ病をはじめとした精神の病に対する知識も広く知られていけば、どうしようもないことなのに「甘え」「怠け」と吐き捨てられることも減っていくだろうと考えられます。うつ病患者は「普通の状態になれなくて苦しむ人」であって「普通からはぐれたおかしい人」ではありません。
うつ病患者とそれを支える周囲の人、そういった人々を丸ごと包み込んで支えていけるような社会を築いていきたいものですね。

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