那覇空港「ブレーカーが落ちた」 許容量を超え停電、バックアップも作動せず

電気の供給がとだえたとき、何が?

那覇空港「ブレーカーが落ちた」 許容量を超え停電、バックアップも作動せず

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190609-00430605-okinawat-oki

空港で停電が起き、そのバックアップ電源も機能しなかったという事例がありました。空港での停電は、多くのシステムを停止させてしまうため、空港内の店舗や空調、自動販売機などへの影響が出ます。さらに飛行機の離発着にまで影響が出てしまうこともあります。今回の空港における停電は、午前7時頃から午前8時20分程度の時間帯。これで飛行機の欠航や遅延が起きました。空港停電の事例から日本の現状を考えてみました。

使用する電力の容量オーバー

空港のみならず大規模な施設においては、その照明やシステム、店舗の運営などをふくめて使用される電力を計算したうえで、設備を設計していくと思います。今回の停電においてはブレーカーが落ちている現象があるようですので、過電流の問題があるのかもしれません。仮に過電流の問題が起こったとすれば、想定外の電力の使用が行われたということになります。空港の拡張などが行われる場合は、当然、使用する電力も増えていくことが予測できます。その予測値の設定ミスなのか、または想定外の場所で多くの電力が消費されていたのかという原因も考えられるでしょう。

いずれにしても1時間20分程度の停電で大きな影響が出てしまう現在のシステム、そしてその保守・運営について再構築していくべき時期がきているのかもしれません。

人材不足による保守・点検作業の負担

労働者人口が減少していくなかで、多くの企業などでは人材確保に苦労しているというのが現在の日本の姿です。今回の停電の事例にあてはまるのかどうかはわかりませんが、建物や飛行機、電車などの保守・点検作業の場では、人材不足はその作業員の負担増につながる場合があります。

定期的に行わなければならない保守・点検作業では、新しくなる設備やシステムなどに対して柔軟に対応しつつ、より正確かつスピーディーな作業効率が求められます。人材が少なくなることで、一人にかかる負担が増加してしまい、その負担が見落としなどを生み出してしまう可能性を考えなければなりません。作業員の働き方を企業側で考えていかなければ、作業員が真面目で努力をし続けたとしても、ミスが出やすくなる現実があるのです。

電気に頼る日本

わずか1時間20分で大きな問題が起こってしまう日本の現状。バックアップ電源も準備していたとしてもそれが機能しなかった現実があります。今回の事例は空港でのできごと。これが、東京などの都心部で長時間起こってしまったとき、どのような状況になるのでしょうか。移動手段だけでなく、自動販売機やトイレなども使用できないこともあるでしょう。パソコンなどを使用しての投資などの取引、大病院での治療・手術中など、考えるだけでも恐ろしくなってしまいます。

電気からの脱却というのは現実的ではないでしょう。その電気を利用するにあたっての保守・点検などの対応を再構築し、新しく生まれてくるさまざまな可能性へ対処できる準備をしていくことが重要なのかもしれません。

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