「100万種が絶滅危機」IPBESが生物多様性の報告書

地球の危機がせまる兆候

「100万種が絶滅危機」IPBESが生物多様性の報告書

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190506-00000028-mai-env

「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」の報告書が意味するものはまさに地球規模の危機がせまっているということなのでしょう。その報告書では「人間活動によって、地球環境に大きな影響がおよぶことで約25%の動植物が危機に直面している。」というのです。人間の生活のために地球環境が傷つけれれてしまい、それが修復不可能な状態へと突き進んでいるのです。

地球上の生物のつながり

ミツバチは自然に咲く花の蜜や花粉を巣に持ち帰り、その生活をささえています。花畑を舞うチョウチョはきれいに咲く花の蜜を吸ってその命を維持しています。そして、ミツバチやチョウチョが花にとまっているときに、花の花粉がその体につきます。ほかの花に移動したときに、その花粉によって受粉がおこなわれ、種子ができます。花もこれらの昆虫の力を借りて子孫を増やしているわけです。

これは単なる一例なのですが、自然界には同じようにお互いの行動が密接にからみあって命を維持、種を維持している生物のつながりがあります。

共存共栄ともいえるこの例だけではなく、食う食われる関係の食物連鎖などもその個体数が説滅しないようなバランスが成り立っています。

一種類の生物が絶滅することの影響

さらにミツバチの例で考えてみますと、もし、ミツバチが絶滅した場合、ミツバチが好んで蜜を回収していた花は、花粉を広めてくれる媒体が激減してしまいます。もちろん、ほかの昆虫の力を借りることもあるのでしょうが、やはり、花粉の広がる範囲や量は激減するでしょう。するとその花の種の維持に大きな影響を与えることになるわけです。

また、ミツバチを食べる、またはミツバチの蜜を利用して生きていた生き物も生活への影響が出てしまいます。

一つの昆虫の例で考えてみたのですが、単純にこれだけの影響を与えます。現実にはもっと深刻な影響がでてしまうかもしれません。影響を与えられた生き物もほかの生き物へ影響をあたえる。もし、ミツバチがほかの10種類の生き物に影響を与えるとして、その10種類の生き物もそれぞれ10種類の生き物に影響を与えてしまうとしたら・・・。

恐ろしいスピードで地球上に住む生き物の多くへ、その影響が広がっていくということです。こんなに単純なことではないのかもしれません。

このような影響の原因が人間にあるとしたら。二酸化炭素放出による温暖化、窒素酸化物の放出による酸性雨など、地球環境に対して人間は優しさのない、自分勝手な生き方をしていると思います。

自分の生活からはなれたところにいる、ほかの生物たちの絶滅危機が、人間どころか地球全体の未来へ警告を発していると感じます。

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